創業から数年を経た１９５３年に、当時世界的に高い技術を誇っていた西独より自動製鎖機を購入し、鎖の大量生産の礎を築くことに成功しました。
その後も、白金のロウ付け技術や,鎖自動溶接装置の開発など常に先進的な技術開発を行い現在に至りますが、創業時からの数年を除き60年間のほとんどを自社で一貫生産しております。金属の溶解からスタートする一貫生産は設備と人に多大な投資が必要ですが、お客様に、最高の価値をお届けするためにも、このこだわりを守り抜くこと、これが山森ブランドの基本と考えております。
熟練のデザイナーや若手デザイナーが最新のＣＡＤシステムを駆使し、抽象的なコンセプトから洗練されたデザインを日々生み出しております。
６０年間の自社一貫生産で得られた一番の収穫は、蓄積された技術でした。
製造方法についての文献が少なく、また製造設備メーカーも少ないこの業界では、高度な技術開発力が必要ですが、山森では６０年の間に蓄積された独自技術において絶対的な自信を持っております。
材料の手配から、製造、品質管理など物を作り販売するために必要な機能がすべて、本社工場に集約されております。
協力会社に頼らないので、社内で一元管理が行なえるこの仕組みは、工程間の物、情報の流れがスムーズかつ最短で流れていきます。
このことが、安定供給、短納期、品質保証に結びついています。
