開発段階において、お客様にとってどこに魅力を感じていただくか考えながら開発を進めることは非常に重要なことですが、山森ではこの魅力作りも品質と考え製造現場と同じように日々向上に努めております。
工業製品であれば、JIS規格やISOの認証取得が、品質管理の根幹となっている会社も多いのでしょうが、ジュエリーの業界では品位以外の統一規格はありません。
そこで重要となるのが、社内規格であり独自の試験方法であると考えております。
品位に関しては品質保証の最重要項目ととらえ、ロットごとに複数抜き取り分析を行っております。
チェーンの品質においては、引張強度試験に加え山森独自の試験装置なども開発し、
品位以外の項目についても、品質向上に努めております。
お客様満足度を把握することは、品質を向上させる取組みの最初のステップであるともいえます。そういった情報を収集することも営業部門の役割と考え、品質保証において重要な役割を担っております。
修理部門では修理技術の向上が修理品質の向上につながると考えております。
その取組みの例として、最新のレーザー溶接機の導入とその活用などが挙げられます。
これにより、全拠点間の品質保証システムの水平展開を図ることができ、製造だけではなく、アフターサービス、物流まで含めた品質保証をグローバルに展開しております。